#146 ご飯釜
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ご飯釜ver.3が焼き上がりました。今回は、蓋と本体を別々に焼いたので、噛み合わせがどうなるのか不安だったのですが、それなりに…と言った感じでしょうか。やはり、重ねて焼いた方がカッチリ合うんでしょうね。

さて、一番重要なご飯の炊き上がり具合ですが、ver.1と比べると…。
 1. ver.1より薄いので火を消した後冷めるのが早い。
 2. 蓋と本体の隙間があるせいか、吹きこぼれる量が多い。
 3. 底に丸みがあるので、ご飯がすくいやすい。
 4. 釉薬が全体にかかっているので、食卓に出しても見栄えが良い。炊き込みご飯はもちろん、具たくさんスープなど、食卓にそのまま出せるので良い感じです。

ver.1は、中強火で加熱し、吹きこぼれたら1分後に完全に火を消し、15分蒸らして終了です。でも、この方法で炊くと、冷めるのが早いせいか、少し生炊き気味に…。芯が少し残るので、15分蒸らす所を、5分弱火10分蒸らしに変えました。あと、吹きこぼれが多いので、水を少し大目に。すると、もちもちとしたおいしいご飯が炊き上がりました。ver.1と今回のver.3はまったく形が違うので、炊き方が違うのは当たり前でしょうが、お店で売られているご飯釜の精度ってすごい。各家庭で微調節が必要なのはわかるけど、炊き方のマニュアルが添付されてます。同じモノをたくさん作れるのって、プロは当たり前なんでしょうが、改めて、すごさを実感しました。

【data】
#146 ご飯釜
(φ22.0×14.5cm)×1

粘土…白耐火
釉薬…黒マット
焼成…酸化

【関連記事】
ご飯釜ver.3の釉かけ(02/20)
ご飯釜ver.3の削り(02/14)
#145 ご飯釜(02/06)

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by atsumi_ceramicart | 2009-03-10 11:51 | 陶芸作品 | Comments(6)
Commented by etsumalo at 2009-03-10 19:12 x
パチパチ!!!素晴らしい出来です★★★ご飯だけでなく、色々な用途にも使えますよね。黒マットと白いご飯、絶妙なコントラストです。蓋の持ち手部分のサインはいかがでしたか??引き締まった感じに、あたたかさが加わった様に仕上がってるんでしょうね。本当に素敵です!
Commented by atsumi_ceramicart at 2009-03-11 10:15
■etsumaloさん、おはようございます。
盛大な拍手、ありがとうございます(笑)。釉薬を厚めにかけてしまったせいか、野暮ったい感じになってしまった印象ですが、まぁそこそこ…気に入っています。でも、使い勝手を考えると、蓋の形状、取っ手の有無、再度検討した方が良いようです。ver.4も考え中です。
そうそう、蓋の持ち手部分のサインですが、釉薬を厚くかけたせいで、ほとんど見えなくなってしまいました…残念!
Commented by sannougama at 2009-03-11 23:54 x
etsumaloさん同様★★★っです! 白いご飯が映えてとても美味しそう! 煮込み料理なんてバッチシです。 作る側と使う側の両方からいろいろな考察がされていて参考になります。僕も作るときにはもう一度読み直したいと思います。
Commented by atsumi_ceramicart at 2009-03-12 09:37
■sannougamaさん、おはようございます。
★3つも!ありがとうございます。見た目も機能も満足のいくモノが作れず、試行錯誤しています。今、考えているのは、吹きこぼれを少なくする形にするにはどうすべきか…という事です。噴火のように噴出してしまう蓋の穴を、いっそのことなくしてしまおうかと思ったり、二重蓋も考えたり…。蓋モノって難しいですねぇ。
Commented by hibiki at 2009-03-15 11:55 x
前回焼いてから、今回また出来上がるのが早いですね。
素敵です。
いつも思うのが、いつも作った後 作品を分析していることです。
偉いですね!
取っ手も大きくて持ちやすそうですね!
Commented by atsumi_ceramicart at 2009-03-16 11:17
■hibikiさん、こんにちは。
分析というほどのものではないですよー。自分で使う事がおおいので、目に付くんでしょうね。そして、今回の取っ手は見た目はいいですが、蓋と一体化し過ぎているせいか、火を止めて15分以上経っても、素手では持てないほど熱いです。実用性を考えると、以前の取っ手の方が良いかもしれません…。
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